心を支配する方法

元FBI捜査官が書いた本をいま読んでいます。正式名称は、
「元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法（大和書房刊）」です。

その中には、「一見普通なのに何故かモテる人がやっていること。」
というくだりがあります。
モテる人は、スタイルがいいから目立っている人もいるだろうし、
見るからにお金を持っていそうで、異性を引き付けている人もいるでしょう。

しかし実際には大半のモテル人が「好意シグナル」を発しているからこそ、
人気者になっているのだそうです。好意シグナルには3つのポイントがあります。

笑顔は強力な好意シグナルです。
にっこりすると「エンドルフィン」という脳内物質が分泌され、
まず当人が良い気分になる。

自分を良い気分にさせてくれた人のことを好きになる。
笑顔が本当かどうかを見分けるシグナルは、口角が上がっていること、

目尻にシワが寄り、頬も上がっていることが重要だそうです。

作り笑顔は一瞬で見破られてしまいます。
自分から相手に好意を見せなくて、相手が好きになってくれるはずはありません。
まずは、自分から「好意シグナル」を発信するということですね。

これはモテることとは違いますが、過日、上野公園で「大陶器市」
があり行ってきました。だいたい毎年行っています。

滋賀県から来た業者のお店に、「鍋島焼」のぐい呑というか小ぶりな茶碗があり、
それを買うか買わないかで、その店の社長と店員さんと20分も話しこんでしまいました。

私も上に書いたようなことも意識しつつ、相手と話す時の視線、笑顔、
相手との距離感や向き（これ重要です）、プライベートな話しを織り交ぜたりと、
様々な会話をしました。

結果会話はすごく弾みました。窯元の話や、有田焼、伊万里焼、波佐見焼などや、
社長や店員さんの年のことやいろいろな知ることができました。

もちろん、その鍋島は買いました。家人も気に入ったものがあり同時に買っていました。
相手を信じ、気分よく買うというのは、こういうことなのだと分かりました。

買い物というのは、高い安いもありますが、売る相手のことを気にいるから
こそ買うのだと、営業職を40年もやっている私が改めて認識しました。
少し主題からは外れましたが、気持ちの良い買い物をしました。

毎年、大体秋頃にやっています。地方での開催もあります。
皆さんも行ってみては？

陶器市ホームページ